はじめまして、「明昇進開発(あきしょうしんかいはつ)」です。
私たちの創業は、昭和の初期に遡ります。丸太の製材販売からスタートし、大工工事業を経て、木造住宅建築を中心に事業を営んできました。
現在は、「理想の住まいづくり」のために素材から見直す。 遠回りかもしれませんが、そういう思いで住まいづくりに取り組んでいます。

木材で作られていた住まいは、経済の発展と共に手間のかからないコンクリートや鉄骨に代わって行きました。それに伴っていままでにはなかった病気も生まれてきます。アレルギーによる喘息やアトピーなど、シックハウス症候群と呼ばれるものです。
材木卸業を通して笑顔で届けていた住まいづくりはいつの間にか、家族を不幸にしていたのではないか?そんな家づくりへの疑問が生まれていました。

その時、強く思ったのは、「毎日の笑顔は日頃の暮らしからつくられる」ということでした。
今の家づくりの中で失われてしまったもの、効率化のあまり工業製品が増え続け、天然のものがあまりにも少なくなってしまいました。
そのような中、最初に必要だと思ったことは、“森の再生”です。

実は日本の林業は瀕死の状態、国の補助金なしには業が成り立たない状態になっています。手入れが行き届かない立木が混み合い、それが原因で日が差し込まなくなり森が育たなくなります。その結果、下草が生えなくなり、雨水が表土を流れて土壌を侵食し、現在では全国各地で土砂災害などが多く発生しています。
そんな日本の森の現状を知り、私たちが日本の木を使い、そこに暮らす人たちの生活から変えることができれば、森を良くし、さらに人も良くすることができます。
私たちは昔ながらのやり方にこだわり、“本物”を作ることを心がけました。“本物”とは「それ以上でもそれ以下でもない」ということです。

天然素材での家づくり。
森の中での森林浴、小川のせせらぎ、浜辺に寄せるさざ波、こういったものに心地よいと感じたことはありませんか?一定のようでいて、実は予測できない「揺らぎ」があり、それが人に対して心地よさを感じさせます。ヒーリング音楽のビートもその一つ、それは木目の感覚にも、天然木の香りにも表れます。
そんな本物の素材にこだわり、天然の力を凝縮させた住まいを手掛けることにこだわっています。作る人でモノの出来が変わるからこそ、 人を見て、本物の「安心」「安全」を作る。
家づくりも、作り手によっていかようにでもなってしまいます。だからこそ私たちは、天然木の床や無添加の漆喰など、自然の力を秘めたカラダに良いものだけを突き詰めた、家づくりをスタートさせました。

「理想の住まいづくり」とは、本来のカラダが感じる心地よい空間をつくること。それ以上でもそれ以下でもありません。心地よさを感じる素材にこだわり、日本の建築が本来持っている美しさを叶えること。家族がいつまでも心地よく安心して暮らしていける住まいを作り続けます。

“自然素材にこだわった家族空間”
揺らぎ-yuragi -